引越しで必要になる?マイナンバーカードについて解説!

公開日:2022/03/15   最終更新日:2022/02/18


引っ越しを行う際には、荷造りと並行してさまざまな手続きに追われることも多いですが、その中でも忘れずに行っておきたいのが、マイナンバーカードの手続きです。ここでは、引っ越しで必要となるマイナンバーカードの手続きや交付申請の方法について解説します。これから引っ越し準備を始めるという方は、ぜひ本記事を参考にしてください!

マイナンバーカードと通知カードは別物なので注意!

マイナンバーカードの手続きの際に、よくある間違いとして通知カードの存在が挙げられます。マイナンバーに関するカードには「マイナンバーカード」と「通知カード」の2種類が存在しますが、用途や特徴が異なるため、まずはそれぞれの違いについて解説します。

■通知カードとは

「通知カード」とは、一人ひとりに自分のマイナンバーを通知するためのカードであり、住民票を有するすべての人に通知書が届くようです。カードには氏名・住所・生年月日・性別・12ケタのマイナンバーが記載されており、身分証として利用することも可能です。

ただし、顔写真が載っていないため、身分証として使用する際には、顔写真の入った運転免許証など別途証明証とあわせて提示する必要があります。なお、通知カードは令和2525日に廃止されており、2022年現在ではマイナンバーの通知は個人番号通知書を送付する形式に変更されています。

すでに通知カードを所持している方は、再交付や氏名、住所などに変更が生じた際に記載を変更できませんが、当該通知カードに記載された氏名、住所などに住民票が記載されている事項と一致している場合のみ、引き続きマイナンバーを証明する書類として利用することが可能です。

また、通知カード廃止後も引き続きマイナンバーカードの申請が可能であり、通知カードに同封された「交付申請書」を持っているのであれば、スマートフォンやパソコンからマイナンバーカードのオンライン交付申請ができます。

■マイナンバーカード(個人番号カード)とは

マイナンバーカードとは、任意で申請することによって無料で交付されるプラスチック製のカードのことです。カードの表面には本人の顔写真・氏名・住所・生年月日・性別が記載されているため、運転免許証などと同様に本人確認書類として利用できます。

また、カードの裏面にはマイナンバーが記載されており、税・社会保険・災害対策の法令で定められた手続きを行う際の番号確認にも使用することが可能です。さらにマイナンバーカードのICチップには、電子証明書などの機能が搭載されているため、コンビニで住民票の写しや印鑑証明書を取得できるほか、確定申告などの行政機関に対する電子申請にも利用することもできます。

マイナンバーカードの交付申請の方法

マイナンバーカードの交付申請は、誰でも簡単に行うことができます。発行申請にあたって準備するものは、通知カードに同封されている「個人番号カード交付申請書」と、カードに載せるための「自分の顔写真」の2点です。

申請方法については、4つのパターンから自由に選ぶことができます。ここでは、それぞれの申請方法について解説します。

■郵便

郵便で申請する場合、「個人番号カード交付申請書」に署名または記名・押印し、「自分の顔写真」を貼り付けましょう。申請書の内容を確認後、間違いがなければ送付用封筒に入れて郵便ポストに投函します。

■パソコン

パソコンで申請を行う際には、まずはデジタルカメラで「自分の顔写真」を撮影します。その後、交付申請用のWEBサイトにアクセスし、「個人番号カード交付申請書」に記載されている23ケタの申請IDを入力しましょう。指示に従って氏名や住所などの必要事項を入力したら、先ほど撮影した顔写真を添付、送信して完了です。

■スマホ

スマホで申請する際にも、まずはスマホのカメラで「自分の顔写真」を撮影します。続いて「個人番号カード交付申請書」のQRコードを読み取り、申請用のWEBサイトにアクセスします。QRコードには申請IDの情報が含まれているため、スマホで行う場合にはIDの入力を省略することが可能です。その後は、パソコンと同様に必要事項の記入・顔写真の添付を行い、送信して完了となります。

■証明写真機

マイナンバーカードの申請は、一部の証明用写真機から行うことも可能です。メニュー画面から「個人番号カード申請」を選択し、「個人番号カードの交付申請書」のQRコードをバーコードリーダーにかざします。その後は画面の案内に従って必要事項を入力し、「自分の顔写真」を撮影してデータを送信すれば完了です。

引越し後は住所変更の手続きが必要

引っ越しで住所が変わった際には、引っ越しから14日以内に転入先の市区町村でマイナンバーカードの記載内容の変更手続きを行う必要があるため、注意しておきましょう。期間が短いため、引っ越し後にある程度落ち着いたら早急に市区町村の役場に赴き手続きを行ってください。手続きに必要な書類については以下のとおりです。

・マイナンバーカード
・交付時に自分で設定した4ケタの暗証番号
・印鑑
・本人確認書類

まとめ

マイナンバーカードの交付手続き、引っ越し後の住所変更手続きは手順をしっかりと把握しておくことで、スムーズに行うことができます。引っ越しの準備でマイナンバーカードを取得する際に、本記事をお役立ていただければ幸いです。

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