引越しをきっかけに捨て方に困っていたものを処分しよう!
引っ越しをきっかけに大掃除や断捨離をするという方も少なくないでしょう。しかし、中には「捨て方がわからなくていらない物を処分できない」と困っている方も多いのではないでしょうか。そこで、今回はスプレー缶や電子機器など、捨て方に困りがちなものの処分方法について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
もくじ
スプレー缶・マニキュアなどの処分方法
ここでは、ヘアスプレーや殺虫剤、マニキュアや香水など捨てる際に困るものの処分方法について紹介します。
■スプレー缶の処分方法
途中で使わなくなったヘアスプレーなどのスプレー缶は、引っ越しの場合、原則として「危険物扱い」とされ、引っ越し業者に運んでもらうことができないケースが多いです。そのため、いらないと判断した際には思い切って処分してしまいましょう。
しかし、使いかけでスプレー缶の中身が入ったままだと爆発事故につながりかねないため、必ず使い切ってから処分する必要があります。スプレー缶に残った中身は、屋内はもちろんベランダなどで出し切るのも環境悪化や近隣の迷惑になってしまうため、屋外の通気がよく、火気などがない安全な場所で以下の方法で処分しましょう。
1.中身がはっきりと確認できる透明・半透明のビニール袋を用意し、中に丸めた古新聞や古布を入れる
2.プラスチック製のキャップを取り外したスプレー缶を袋の中に入れて軽く口をしばる
3.ビニール袋の上からスプレーボタンを押して、中にある古新聞に向けて「シューッ」と音がしなくなるまで噴射する
スプレー缶のゴミ処理方法については自治体によって多少異なるため、住んでいる自治体のルールに従ってまとめて処分する
■マニキュア・香水の処分方法
マニキュアや香水は、長い間使っていないものは変色していたり、臭いが変わっていたりして使い切るのをためらいがちです。しかし、残った液体を処分する際にそのまま水道や排水溝などに流してしまうと、液体がパイプの中で固まって詰まってしまう可能性が高いので絶対にやめましょう。
マニキュア・香水の処分方法については、まずスプレー缶と同じようにナイロン袋などに新聞紙を入れて、残った液体を吸い込ませていきます。屋内で行うことも可能ですが、部屋に臭いが充満してしまうため、なるべく風通しのよい場所で作業するようにしてください。
マニキュアの中身が固まっていて取り出すのが困難という場合には、綿棒で絡めとったり除光液を使ったりして、少しずつ溶かしながら取り出す方法がおすすめです。中身を完全に出し切った後は、各々の自治体のルールに従って処分してください。
使用済みの乾電池は種類別に分けよう
使用済みの乾電池は保管しておくのに場所をそれほど取らないため、ついつい溜め込んでしまいがちです。乾電池はたくさんの種類が存在するため、タイプによってそれぞれ処分方法が異なります。使用済みの乾電池の処分方法も自治体によって異なりますが、「有害ゴミ」として処分する場合や、「協力店」などに設置されたリサイクルBOXや回収缶などに入れて回収してもらう場合など、さまざまなケースがあります。
しかし、破棄する場合であっても回収してもらう場合であっても、使用済みの乾電池は万一容量が残っている際には他の金属と触れることで発熱・発火する恐れがあるため、必ず電極にテープを貼り付け絶縁させてから処分するようにしましょう。
Wi-Fiルーターやパソコンなどの電子機器
Wi-Fiルーターやパソコンといった電子機器類の処分方法も複雑であるため、それぞれ見ていきましょう。
■Wi-Fiルーターの処分方法
Wi-Fiルーターの主文方法は主に以下の3点があります。
・自治体に回収してもらう
・不用品回収業者を利用する
・メーカーに依頼する
自治体に処分を依頼する場合には、自治体によって分類の仕方がそれぞれ異なるため、住んでいる場所のルールを必ず確認してから処分するようにしてください。製品によってはメーカーや販売店が無料で回収してくれることもあるため、その場合にはメーカーに依頼して引き取ってもらうのも1つの手段です。
また、不用品回収業者を利用する場合には、処分する際に費用がかかってしまいますが、条件によっては無料で回収してくれることもあります。そのため、場合によってはもっとも安い費用で手軽に処分できる可能性が考えられるでしょう。
■パソコンの処分方法
不要になったパソコンを処分する際には主に以下の5つの方法があります。
・自治体の回収BOXを利用する
・家電量販店で下取りをしてもらう
・メーカーに依頼する
・PCリユース企業を利用する
・中古買取店に買い取ってもらう
回収BOXを利用する際には、各自治体によって処分に対応している製品が異なるため、あらかじめホームページ等で確認しておきましょう。
引っ越し時の大掃除や断捨離では、「これどうやって処分すればいいの?」と思うものがたくさん出てくることでしょう。しかし、各自治体のホームページなどではゴミの分類や処分方法が記載されていることが多いです。そのため、処分方法に困った際には必ず自治体に確認するようにして、スムーズに掃除を進めていきましょう。