引越しに関する手続き・やるべきこととは?タイミングごとに確認!
引越しをする際には、さまざまな手続きが必要になってきます。しっかりスケジュール管理して、手続きを進めていきたいですね。ここでは、引越しの際に行う必要がある手続きの中で、主なものをいくつかまとめておきます。引っ越しを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
引越しをする前にするべき手続き・やるべきこと
まずは、引越しを決めた時点で行わなければいけないことをみておきましょう。
■引越し業者を決める
引越しをする際は、引越し業者の手配をしなければいけません。引越し業者を決める際は、数社から見積をもらって比較検討しましょう。比較する時間も考えて早めに見積依頼をかけてください。ただし、自分で引越しをするという場合は、引越し業者の手配は必要ありません。レンタカーを手配したり、荷物を梱包するためのダンボールの準備などをしましょう。
■日割り計算できないサービスの解約手続き
現在住んでいる物件や利用している駐車場、インターネットや電話回線の解約手続きをしなければいけません。衛星放送、新聞などを利用している場合は、それらの解約手続きも必要です。
■転出届、転居届の手続き
市役所で住民票を移す手続きをしなければいけません。転出届は、異なる市区町村への引越しの場合、転居届は、同一市区長村内の場合です。転出届は、引越し2週間前から引越し当日までに行う必要があります。転居届は、引越し当日から2週間後までに行えば問題ありません。市役所に行けない場合は、郵送手続きも可能です。
■国民健康保険の住所変更
同一市区町村での引越しでは、市役所で住所変更を行う必要があります。異なる市区町村へ引越しする場合は、資格喪失手続きをしなければいけません。
■お子様の転園や転校手続き
子どもさんがいる場合、お子さんの転園や転校手続きが必要です。幼稚園の場合は、事前に新しく通う場所の空き状況や途中入園ができるのかといった確認が必要です。そして現在通っている幼稚園の、退園手続きもしなければいけません。小学校の場合は、同じ市区町村内の公立小学校なら、転居届を出すだけで手続きは不要です。しかし、異なる市区町村の公立小学校や、私立小学校になると、現在通っている学校から必要書類をもらう必要があります。
■電気やガス、水道の手続き
引越し前に、現在の住まいで解約手続きを行わなければいけません。各事業者に連絡して、それぞれ止めてもらうようにします。
■郵便局への連絡
引越ししてもしばらくの間は、郵便物を転送してもらえるので、郵便局へ連絡をしましょう。転居届用紙に記入して提出します。1年間は転送してくれます。この手続きは、WEBからも行えるので、早めにしておくとよいでしょう。
引越し当日にやるべきこととは?
引越し当日には、どのようなことをしなければいけないのでしょうか。
■荷物を確認
最後まで使っていた荷物を梱包します。貴重品は、しっかり管理しておいてください。
■冷蔵庫や洗濯機を水抜きする
冷蔵庫や洗濯機の水を抜かなければいけません。
■ガス栓を閉める
引越し当日に、ガス栓を閉めます。
■掃除
旧居を出る前に、掃除をしておきましょう。
■あいさつまわり
旧居、新居ともに、ご近所にあいさつをしましょう。挨拶の際は、品物も用意してください。
■荷物の整理
新居についたら、急いで使うものから順に荷物の整理をしましょう。
■電気やガス、水道を確認
電気やガス、水道が使えるように手続してください。
引越し後の手続き・やるべきことも確認しておこう!
引越し後、2週間以内にやっておく必要があることをまとめておきます。
■転居届または転入届を提出する
市役所に転居届や転入届を提出しなければいけません。
■マイナンバーカードの住所変更
マイナンバーカードの住所変更も一緒に行いましょう。転入届や転居届を提出して90日以上経過してしまうと、マイナンバーカードが無効になってしまいます。
■国民健康保険の加入手続き
異なる市区町村へ引越しした場合は、国民健康保険の再加入手続きが必要になります。市役所で行います。
■印鑑登録手続き
異なる市区町村への引越しでは、印鑑登録が必要です。
■運転免許証やパスポートの住所変更
運転免許証やパスポートの住所変更をしておきましょう。できるだけ早めに行ったほうがよいです。
■自動車やバイクの変更手続き
自動車やバイクを持っている場合は、車検証の住所変更などが必要になります。これらは、住所変更から15日以内に行わなければいけません。
■学校の手続など
お子さまがいる場合、保育園や幼稚園、学校などの手続が必要です。
■ペットの登録変更手続き
犬を飼っている場合のみ、登録変更をしなければいけません。引越しから30日以内が期日です。市役所か保健所で行ってください。
引越しに関する手続きについてご紹介しました。ご紹介した内容以外にも、手続きが必要となる項目はいくつかあります。必ず確認しましょう。タイミングを間違えてしまうと、後々大変になることも多いので、期日までに行うようにしてください。