繁忙期の引越しは高い!費用を抑えるコツはある?
新生活のスタートとあわせて引越しが必要となる人もいるかもしれません。しかし、繁忙期の引越しは高くついてしまうと聞いたことがあることでしょう。繁忙期の引越し費用はなぜ高くなるのでしょうか。今回は繁忙期の引越しが高い理由と費用を抑えるコツについて紹介するので、これから引越しを検討している人はぜひ参考にしてください。
もくじ
繁忙期っていつ?料金が高い理由とは
繁忙期の引越しは高いとよく聞くけれど、そもそも繁忙期っていつなのでしょうか。引越しがもっとも盛んになる時期は学生の入学や卒業、社会人の就職や転勤といったイベントが集中する3~4月となり、業界内でも引越しの繁忙期といわれています。
また、繁忙期の3~4月は引越し料金が高くなってしまうと聞いたことがあるかもしれません。引越し料金はおもに基本運賃、実費、オプション費用で構成されていますが、どれも時期によって変動する要素はないでしょう。
それにもかかわらず繁忙期の料金が高くなる理由は、繁忙期以外のシーズンが割引価格であるからです。引越し業者としては繁忙期に割引きをしなくても依頼が舞い込んできますが、繁忙期以外は顧客に選んでもらうために標準料金から値下げすることが多くなります。依頼する側からすると繁忙期に料金が高くなっているように感じますが、実は繁忙期以外の料金が特価設定となっているのです。
料金はどれくらい高くなる?
繁忙期の引越しは需要が多いことから標準料金の適用がほとんどで、繁忙期以外のシーズンと比べて料金が高くなってしまう傾向にあります。繁忙期の引越し料金はどれくらい高くなるのでしょうか。引越し料金は距離や世帯人数、荷物の量などの細かい条件によって異なりますが、繁忙期の料金はそれ以外の時期と比べて平均で2割程度、最大で4割程度高くなる可能性があります。
できるだけ安くしたい!繁忙期の引越し料金を抑えるには
繁忙期で引越し料金が高くなることはわかりました。しかし。引越し代以外にもお金が必要になるのでできる限り安く抑えたいところです。繁忙期でも引越し料金を抑えるコツをいくつか紹介します。
相見積もりをとる
まず引越し料金を抑えるためにおすすめの方法として挙げられるのが、相見積もりをとることです。見積もりを一社しかとらなかった場合、相場との比較ができずに料金が高くなってしまう可能性があります。引越し業者を探す際は複数の業者から見積もりをとり、料金を比較するようにしましょう。
しかしながら、複数の業者に一社ずつ依頼するのが面倒に感じる人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、インターネットで手軽に複数業者へ依頼できる一括見積もりサービスです。無料で利用できるサービスなので、活用してみましょう。
申し込むタイミングも重要
繁忙期は引越し希望日が近ければ近いほど、料金が高くなる傾向にあります。できる限り早い段階で申し込みすることで料金が安くなる可能性があるのです。また、スケジュールに余裕があれば、候補日を複数用意することでもっとも安い日を選べるようになります。引越しが早い段階で決まっていれば、早めに引越し業者へ相談することで料金が安くなる可能性が高くなるでしょう。
依頼する日にちを工夫する
繁忙期の中でも土日などの休日や月末・月初はとくに申し込みが殺到し、早めに申し込まなければ業者が見つからない可能性があります。申し込みが集中すれば料金が安くなる可能性も低くなってしまうでしょう。月の中旬や平日などの混まない日に組むことで、繁忙期でも料金が抑えられる場合があります。また日柄を考慮する人も多いことから大安も引越し日として集中するため、気にしないのであれば仏滅や赤口を選ぶとよいでしょう。
作業時間をフリーとする
繁忙期の引越し料金は日にちだけではなく、作業する時間帯でも料金が変わる可能性があります。引越し作業を当日に終わらせたいと考える人が多いことから、午前中に申し込む人が大半です。作業時間を指定せずにフリーで申し込むことで、引越し費用が抑えられるかもしれません。
荷物の量を減らし事前に伝えておく
引越し料金は運搬するトラックの大きさによって変動するため、荷物の量をできる限り減らしておくことも料金を抑えるために重要なことです。また、見積もり時に荷物の量が正確に伝わっておらず、当日に追加料金が発生してしまう可能性もあります。見積もり時点でなるべく正確に荷物の量を伝えておくことも料金を抑えることにつながります。新生活を機に不要なものを処分して、必要なものは引越し先で準備するなどの工夫をしてみましょう。
まとめ
今回は繁忙期の引越し費用が高くなる理由や安く抑える方法について解説しました。新生活のスタートが重なる3~4月が引越しの繁忙期となりますが、割引料金の適用がないことから料金が高くなってしまいます。繁忙期の引越し料金は閑散期と比べて、平均で2割、最大で4割程度開きが生じる可能性があるのです。繁忙期でも当記事で紹介したような方法で引越し料金を安くする方法はあるので、できる限り工夫をして引越しを依頼しましょう。